二十四節気「穀雨」

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昨日2022年4月20日からは、二十四節気の「穀雨(こくう)」の時期に入りました。育ち始めた穀物の芽に恵みの雨が降り注ぐ様子を表しています。

穀雨は二十四節気の第六節にあたり、かつては種まきや田植えを行う時期の目安ともされていました。現在でもこの頃を皮切りに田畑の農作業が本格的に開始し、水鏡のように田んぼに景色が写り込む美しい様子が見られるところも増えてくるでしょう。稲が育ってからでは見ることのできない、この時期ならではの風景です。田植えが終わったばかりの様子は「早苗田」とも言い、俳句の季語にもなっています。

穀雨を過ぎると、変わりやすい春の天気も落ち着き、日差しの強い日が増えてきます。穀雨が終わると立春となり、暦の上では夏が始まります。

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