冬土用にまつわる風習

BLOG

土用というと夏にうなぎを食べる日というイメージが強いのですが、実は土用は年に4回ある雑節(ざっせつ)です。雑節とは季節の節目をあらわすもので、彼岸や節分などもこの雑節にあたります。

土用の日は年によって異なります。2022年の冬土用は1月17日~2月3日までの18日間で、この期間には名前に「ひ」のつくものや赤いものを食べるとよいとされています。

土用の間は、土を動かしてはいけないと言われています。土を司る神様の邪魔をしないよう、草むしりや土いじり、家を建てるための工事など、この期間に土を動かすことはすべて「凶」となります。ただ、土用に入る前に始めていた作業に関してはこの限りではありません。

建設会社では、今でも土用の工事を避けるなど昔ながらの言い伝えを守っているところもあるそうです。土を動かしてもよい「間日(まび)」も期間中に3日ほどありますので、上手に活用して風習を残していけるとよいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました