革製品の水シミは落とせる？

通学や通勤に革のバッグや靴を使っている方も多いでしょう。革は水に弱く、日頃のお手入れで水を使用することはできません。ですが、外出中に雨に降られてしまうなど、どうしても水に濡れてしまうことがあります。水に濡れた部分を放置していると「水シミ」という変色部分ができてしまいます。

絶対に失敗したくないものであれば、革製品に対応しているクリーニングを依頼するのが一番です。ですが、自分でなんとかしたいときは「革全体を濡らしてシミを目立たなくする」という、やや荒技の対処法があります。水浸しにするのではなく、固く絞った布で全体を均一に濡らし、自然乾燥させるという手順になります。

早く使いたいからとドライヤーなどで乾燥させるのは、革が縮む原因になるのでNGです。防水対策として、事前に専用のスプレーやオイルなどでコーティングしておくのもおすすめですよ。