七十二候 雷乃発声(かみなり すなわちこえをはっす)

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2022年3月31日は、七十二候の「雷乃発声(かみなり すなわちこえをはっす)」にあたりあす。遠くの空で雷が鳴る様子を表したものです。

冬が終わり春に移り変わるこの時期は、まだまだ気候が不安定です。三寒四温を経て穏やかな日が訪れれば、ようやく春の暖かさを楽しめる季節がやってきます。

大きな音と光で空を支配する雷には怖い印象がつきものですが、実は「雷の多い年は豊作になる」という言い伝えがあることをご存じですか? 雷を指す「稲妻」という言葉はまさに稲の配偶者を指す言葉であり、雷の光が稲を育ててくれると信じられていました。この話は科学的にも立証されており、稲だけでなく他の植物にも同様に効果があるのだとか。昔の人は、優れた着眼点を持っていたのですね。

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