6月11日は入梅。梅雨入りとどう違う?

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2022年6月11日は、雑節のひとつ「入梅」です。雑節とは日本独自の暦で、彼岸、土用、八十八夜などもこの雑節に当たります。

入梅とは、暦の上での梅雨入りです。太陽黄経が80度になる日を指し、昔は田植えの目安として重宝されていました。また梅雨明けの時期を「出梅」と呼びますが、ほとんど使われないので聞いたことのない方も多いでしょう。

昔は今のように気象予報の技術が発達しておらず、梅雨入りの時期を把握するために入梅という暦が重要視されていました。大体この日から30日間程を梅雨の時期と捉えており、それに合わせて稲作の計画を立てるなどしていました。

現在は実際の気象予報に沿って梅雨入りが発表されるため、入梅と梅雨入りはずれることが多くあります。

入梅と梅雨入りの関係に着目してみるのも面白いですね。

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