2021年6月21日は、1年で最も昼の時間が長くなる「夏至」にあたります。真夏の7月や8月よりも6月の方が日が長く、今日を境に徐々に夜更けが早くなります。
夏至とは「夏に至る」と書くように、太陽の力が最も強まる日です。日本では三重県伊勢市の二見興玉神社の夏至祭が有名で、海外でもスウェーデンなどの北欧では夏至祭が盛んに行われます。
夏至を過ぎると梅雨明けも近くなると言われていますが、今年の夏は異例の梅雨で、関西では統計より最も早く、関東ではここ10年で一番遅い梅雨入りとなりました。関西と関東では実に1ヶ月近い差があり、全国的な梅雨明けはまだまだ先になりそうです。
夏至の日は、夜が最も短い日でもあります。近年では世界各地でキャンドルナイトが盛んになっているようです。皆さんも、このひとときの「短夜(みじかよ)」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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