梅雨の時期は、湿気と気温で菌が繁殖しやすい時期です。食中毒の危険も高まり、特に水回りではより清潔さに気を付けるべき時期でもあります。
部屋に充満するイヤなニオイの原因は、大きく分けて2つに分類されます。
・菌が繁殖した際に発生する悪臭
・料理などで発生する生活臭
菌由来の悪臭は、雑巾や生乾きの洗濯物などのようなニオイを発生させる「モラクセラ菌」、運動部の部室の汗臭さなどに例えられる「マイクロコッカス菌」が代表的な原因菌です。どちらも放置すればするほどニオイがきつくなるので、こまめな掃除や洗濯、そして生乾きを防止して梅雨時期の部屋干しでも悪臭が発生しないように工夫する必要があります。
梅雨時期の洗濯には、お風呂の残り湯を使用することはおすすめしません。雑菌が衣類に移りやすく、生乾き臭が発生しやすくなります。どうしても使用したい時は最初の「洗い」のみにして、すすぎは綺麗な水を使用しましょう。
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