「土用」の日は年に4回

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2021年7月19日は夏土用の入りの日です。土用といえば、「土用の丑の日」でうなぎを食べる日、というイメージが強いですよね。そのことから夏のイメージの強い土用ですが、年に4回巡ってくる暦の雑節です。

土用とは、立夏、立秋、立冬、立春の前のそれぞれ18日間のことです。中国の陰陽五行説に基づく考え方で、春に木、夏に火、秋に金、冬に水を割り当て、残った土を季節の変わり目にあてたことから「土用」と呼ばれるようになりました。土用の間は土の気が盛んになるとされ、土を動かすことを避けるべきとされています。

夏は火の気が強まるとされ、それを打ち消すために水の気のものを、そして五行で水の気に当たる色である黒いものを、更には丑の「う」の字がつくものを食べようということで「うなぎ」を食べる習慣が広まりました。今日は美味しいうなぎを食べたという方も多いかもしれませんね。

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